MITUBACI TOKYO新店舗、開店準備の裏側をご紹介します


以前のブログでもご紹介した通り、MITUBACI TOKYOはこの度、三軒茶屋に新店舗をオープ
ンすることになりました!
(詳しくはこちらのブログをご覧ください

7月1日(火)のオープンを目前に控え、現在スタッフみんなで開店準備の真っ只中。
新しい空間が少しずつ形になっていく過程は、手作業で指輪をつくるときとどこか似たようなわく
わく感があります…

最初はがらんとして無機質だったこの三軒茶屋アバックビル4階も、こだわって選んだ家具やイ
ンテリアによって、少しずつMITUBACIらしさを帯びてきました。自分たちの手で、一つ一つ選び、
つくり、並べていく。そうやって完成していく空間を見ていると、改めて、ものづくりってやっぱりいいなあと思います。

今回のブログでは、今年度入社した新人職人の私・高田が、新店舗づくりの裏側、MITUBACIならではのこだわりの詰まった準備の様子を少しご紹介します。普段の仕事場がどのようにしてできあがっていくのかを見られるのは、私にとっても貴重な体験です。

家具やインテリア、そしてその配置にいたるまで、どのような空間が心地よいのかを考えながら、自分たちで選び、整えています。どんな内装にするか、どこに配置するかというだけでも、その場所の雰囲気やそこで過ごす人の気持ちは大きく変わるんだなあと今回改めて感じました。道具や空間がしっくりくると、自然と背筋が伸び仕事にも身が入るるような気がします。お客様にとって心地よいのはもちろんのこと、毎日ここで手を動かす私たちにとっても気持ちのいい空間になればいいなと思いながら、整えているところです。

お店の工具は手を加えて

新店舗の準備では、ワークショップで使う道具や店内に取り付けるパーツのいくつかを、職人自
ら手作りしました!

例えば、ジュエリーの表面に模様を入れるための「テクスチャーハンマー」は、既製品には出せ
ない質感を求めて、MITUBACIの職人が金槌の表面を加工して作っています。新店舗で使うテク
スチャーハンマーの制作の様子を、先輩職人に見せてもらいました!

最初に見せてもらったのは、当店のテクスチャ、「フロスト」のハンマーの制作。

繊細でかわいらしい印象のフロスト模様ですが、その模様をつける金槌には、糸鋸を使って線を
入れていきます。
ランダムに見える線も、実はバランスがとても重要で、模様が美しく出るよう、線と線の間隔を慎
重に調整しているのだそう。

次に見せてもらったのは、ワークショップでも大人気のテクスチャー、「ステラ」のハンマー政策
の様子。

グラインダーという砥石つきの機械を使って、金槌の先端を削っていきます。特徴的な3本の稜線
を傷つけないように、その周囲だけを慎重に削っていく様子はとても緊張感がありました!

こうした道具ひとつにも、しっかりと職人の技が込められていて、それを間近で見られたことは、
新人の私にとってはとても貴重な体験でした。
毎日使う道具がどのように作られているのかを知ると、一層の愛着が湧きそうです。

また、ジュエリーに刻印を打つ際に使用する金床も、新店舗開店を機にリニューアル。
レーザー文字入れ機でMITUBACIのロゴを刻みました。さりげない部分ではありますが、ロゴが
入っているとちょっぴり特別感があっていいですね。気に入っています。

さらに、新店舗のガラス戸の取っ手に取り付ける予定の真鍮プレートも、職人の手作り。真鍮を
カットし、ロゴを刻み、丁寧に磨いて仕上げました。新しいMITUBACIの入り口をどんなふうに彩っ
てくれるのか、楽しみです!

そのほかにも、職人がこだわって手作りしたものが新店舗にはまだまだたくさん。
新店舗に足を運んだ際には、ぜひ探してスタッフに尋ねてみてくださいね。

私たちが大切にしているのは、指輪を手作りする時間そのものが、特別な思い出になるような場所であること。新しい店舗も、そんな空間になるようにと心を込めて丁寧に準備を進めています。

新しい店舗で皆様とお会いできる日を楽しみにしています。

新店舗住所

東京都世田谷区太子堂4-20-25
三軒茶屋アバックビル 4F

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MITUBACI TOKYO新店舗、開店準備の裏側をご紹介します
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