シルバー色のジュエリーは、ホワイトゴールドで作ってあったり、プラチナで作ってあったりします。
アクセサリーとして販売されているホワイトゴールドは、パラジウムメッキがかけられているため、見た目はほとんど変わらないことも多いです。
ですが、そもそも違う金属ですので、違うところはたくさんありますし、パラジウムメッキのかけられていないホワイトゴールドは見た目もプラチナとはずいぶん異なります。
こちらの記事では、ホワイトゴールドとプラチナの違いについてご紹介します。
金属としての違い
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ホワイトゴールドとは
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金属として「ホワイトゴールド」という名称の金属はありません。シルバーの色をもつ金が主体の合金のことをホワイトゴールドとよんでいます。ホワイトゴールドでよく結婚指輪に使用されるのはK18ホワイトゴールドです。あまり結婚指輪には使用しませんが、K14ホワイトゴールドもあります。
K18ホワイトゴールドは、18/24、全体の75%が純金、残りに違う金属が含まれている、という意味です。
純プラチナや純ゴールドを使用しないのは、どちらも、他の金属と混ぜていない状態ですと柔らかく、加工が難しかったり、キズが付きやすかったりするためです。他の金属と一緒にすることで、強度が出ます。また、色味を変化させるためにも、違う金属を加えます。例えば、MITUBACIで人気のシャンパンゴールドは、そのやさしい色を出すために、銀・銅・パラジウムを混ぜて作っています。
プラチナとは
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金属としてのプラチナは元素記号でPtと表す希少な貴金属です。ジュエリーで使用されるプラチナは、Pt950プラチナ・Pt900プラチナという合金がよくジュエリーには使用されます。
これは全体の95%・90%が純プラチナ、残りに違う金属が含まれている、という意味です。
プラチナとホワイトゴールドの割金
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メインの金属に混ぜて、強度を出したり、色を付けたりする金属を「割金(わりがね)」と言います。
ホワイトゴールドの割金は銀やパラジウムで、そのためにシルバー色の金属が生まれます。
MITUBACIの手作り結婚指輪で使用しているPt950プラチナの割金は、銅・パラジウムです。
割金はお店やブランドによって少しずつ金属の種類や割合が違います。
ジュエリーとしての違い
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色の違い・ホワイトゴールドは黒っぽく、かっこいい印象
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冒頭でもお伝えしましたが、アクセサリーとして販売されているホワイトゴールドは、パラジウムメッキがかけられているため、見た目はほとんど変わらないことも多いです。
パラジウムメッキをかけてない場合は、並べるとかなり違いがあります。
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プラチナの方が白っぽい色味で、ホワイトゴールドの方が暗めのトーンの色味です。
プラチナは白金という呼び方もあり、その名の通り、白さが際立ちます。
ホワイトゴールドの方は、シルバーに似ていて、かっこいい印象の色味です。
どちらがよい、というよりはお好みによります。
加工する場合の違い・ホワイトゴールドの方が難しい
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手作り結婚指輪の体験ができる工房の中には、ホワイトゴールドでの制作ができるお店もありますが、MITUBACIではお取り扱いがありません。
MITUBACIでは、以前はホワイトゴールドの指輪の販売もしていましたが、制作の際の扱いが難しいため、ワークショップを中心としたブランドに移行していく中、販売を中止しました。
MITUBACIは、結婚指輪制作のほとんどの部分をお客様主体でお願いしているため、扱いの難しいホワイトゴールドはお取り扱いを断念しました。もしどうしてもホワイトゴールドをご希望の場合は、職人仕立ての結婚指輪の方で対応できる場合もありますので、お問合せください。
職人仕立ての結婚指輪についてはこちらのページをご覧ください。
比重の違い・プラチナの方がホワイトゴールドよりも重い
プラチナの方がホワイトゴールドよりも重いです。ですが、指輪は数グラムのとても小さいものですので、金属による違いよりも、幅などによる違いの方が、重さに影響してきます。
変色のしやすさ・心配しなくて大丈夫
ホワイトゴールドもプラチナも貴金属ですので、ほとんど変色することはありません。
もし変色してしまっても、磨き直しやイオン洗浄をすることで簡単に元の美しさに戻ります。
キズの付きやすさ・ホワイトゴールドもプラチナも変わらない
キズの付きやすさもほとんど変わりありません。物理的に実験をすると、プラチナの方が多少キズが付きにくい素材ですが、普段使いする上で、そこまで違いはありません。
ですので、変色やキズについてはあまり気にせずに、お好きな方を選んでいただければと思います。
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金属アレルギーについて
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プラチナや金は比較的アレルギーの出にくい金属ですが、それでも金属アレルギーをお持ちの方はいらっしゃいます。
MITUBACIの場合ですと、パラジウムにアレルギーをお持ちの方は、プラチナもホワイトゴールドもおすすめできません。代わりに、イエローゴールドなどのパラジウムを使用していない素材をおすすめします。
銀に対してアレルギーをお持ちの方には、ホワイトゴールドの割金にシルバーを使用しているため、シルバーを使用していないプラチナをおすすめしています。
ホワイトゴールドとプラチナの違いについて、ご紹介しました。
ご質問がございましたら、contact@mitubaci.jp まで、お気軽にご連絡ください!