【職人目線で解説】手作りの婚約指輪 当日持ち帰りできる理由 ー完成までの一日に密着ー

0.5ctの婚約指輪

なぜMITUBACIの婚約指輪は「当日持ち帰り」が可能なのか?

「プロポーズを決意したけれど、指輪の準備が間に合わない…」 「既製品を注文すると1〜2ヶ月かかると言われて困ってしまった」

そんなお急ぎのプロポーズや、お二人で特別な思い出を作りたいカップルに選ばれているのが、MITUBACIの「当日持ち帰りできる手作り婚約指輪」です。

一般的なジュエリーショップでは、デザインを選んでから工房へ発注するため、納品までに数週間から数ヶ月かかることがほとんどです。

一方MITUBACI TOKYOでは、お客様がご自身の手で指輪のベース(アーム)をワークショップで制作したあと、その場ですぐに職人が仕上げとダイヤモンドのセッティング(石留め)を行います。

このスピード感と高いクオリティを両立できるのは、工房に熟練の職人が常駐しているからこそ。

今回は、指輪づくりの工程から職人による大粒ダイヤモンドの石留めの工程まで、婚約指輪が完成する一日を職人の目線でご紹介します。

14:00 ご来店・デザイン決定

この日ご来店されたのは、Sさん。パートナーの方への婚約指輪を手作りするためにいらっしゃいました。

まずは職人とじっくり相談しながらデザインを決定し、その後ダイヤモンドを選びます。ダイヤモンドは0.1ct、0.2ct、0.3ct、0.5ct、0.7ct、1.0ctと、幅広いサイズをご用意しています。

14:30 指輪づくりスタート

指輪のデザインとダイヤモンドが決まったら、いよいよ制作開始です。職人がマンツーマンでサポートします。今回Sさんは手打ち刻印を選ばれたため、金属の板に刻印を打つ工程からスタート。(刻印は手打ち刻印、機械彫り、レーザー刻印の三種類から選べ、すべて当日お渡し可能です。)

ご自分とお相手のイニシャル、そして♡と🌸のモチーフを刻印。

刻印が終わったら、金属の板を丸めてリング状にし、溶接・サイズ調整へと進みます。

その後、様々な工具を使って丁寧に磨き上げます。

今回はシンプルなプレーンテクスチャですが、ハンマーで模様をつけるデザインも人気です。(そのほか、様々なデザインがあります!)

すべての工程を職人が丁寧に説明するので、細かな作業に自信がない方でも大丈夫。刻印やハンマーでの模様付けは事前に練習もできます。

16:00 アーム完成

ついに指輪のベースとなる部分(アーム)が完成しました!

次は職人によるダイヤモンドのセッティング。所要時間は2時間ほど。

MITUBACIは三軒茶屋駅のすぐ近くにあるので、待ち時間にはお散歩やお買い物も楽しめます。おいしい飲食店を開拓するのも楽しそうですね。

石留め(ダイヤモンドセッティング)に密着!

石座の固定

婚約指輪の主役であるダイヤモンド。ここからは、大きなダイヤモンドを指輪に固定する「石留め(いしどめ)」の工程を見ていきましょう。

ダイヤモンドを支える台座の部分を「石座」と言います。この石座をアームに取り付けていきます。

まず最初に、リングの中央に穴を開けます。石座には0.7㎜のプラチナの芯がついているので、この芯がまっすぐ立つように、サイズの合ったドリルで慎重に穴を開けていきます。中心がほんの少しでもずれると最終的な見え方に影響がでてしまうため、位置決めは慎重に行います。ケガキで中心をしっかりと取り、ゆっくりと刃を進めながら穴をあけ、石座が安定するように周囲をわずかに整えます。

穴が開いたら、石座の芯を差し込み、角度を調節していきます。ここで使うのが、「仮着機」という道具です。石座とリングが垂直に立っているか。6本の爪が正しい位置に配置されているか。ほんのわずかな傾きでも印象が変わってしまうため、さまざまな角度から確認します。自分の感覚だけに頼らず、ときには他の職人にも見てもらいながら、0.1㎜単位で微調整を重ねていきます。

位置が決まったら、いよいよ本固定へ。石座とアームを溶接します。

石座とリングの接合部に小さな金属のチップ(ろう材)を置き、ガスバーナーで火を当てて溶かしていきます。ろう材は大きすぎると石座の周りにはみ出てしまうため、あらかじめ小さくカットし、適切な量を見極めることが重要です。

火を当てる瞬間も気は抜けません。熱のかけ方ひとつで位置がわずかに動いてしまうこともあるため、最後まで目を離さず、調節をしながら見守ります。

ダイヤモンドのセッティング(石留め)

ろう材がきれいに回り、石座が固定されたら、次は「石合わせ」の工程へ。

ダイヤモンドの直径をノギスで測り、そのサイズにぴったり合うように石座の真ん中を工具を使って広げます。広げすぎても、狭すぎても、美しく収まりません。

ダイヤモンドがぴったりと収まるように合わせたら、次はダイヤモンドを固定する爪を倒す石留めの作業です。ダイヤモンドの石留めは、コンマ数ミリの狂いも許されない、非常に繊細な作業です。特に大粒のダイヤともなれば、わずかな傾きが輝きを大きく左右してしまいます。

まずは、ダイヤモンドが指輪の中心に真っ直ぐ、そして最適な高さで収まるよう、顕微鏡やルーペを覗きながら角度を微調整します。

次に、工具を使って1本ずつ爪を倒していきます。一気に倒すのではなく、6本をバランスよく、交互に少しずつ。均等に力をかけないとダイヤモンドが傾いてしまうため、慎重に、少しずつ進めます。そのままでは爪に厚みがありすぎるため、ある程度倒した段階で爪を磨いて形を整えます。シャープさを保ちながらも、引っかかることのないように着け心地も意識しながら角をわずかに丸めていくのがポイントです。見た目はすっきりと美しく、それでいてどこかやわらかさのある仕上がりに整えていきます。

爪が完全に倒れて、ダイヤモンドが動かないようしっかりと固定されているか確認します。

全体に細かな傷や歪みがないかを顕微鏡やルーペを使って確認し、全体を磨き上げたら、ついに完成!

18:00 完成・お渡し

指輪をお渡しする準備が整いました。Sさんも、完成した指輪を見てとても嬉しそうな表情をされていました。素敵なプロポーズになりますように。

お客様が手作りした世界に一つのリングベースに、職人がダイヤモンドを留める。この共同作業が、MITUBACIの婚約指輪の魅力です。

当日持ち帰れるだけでなく、強度と美しさを兼ね備えた一生ものの仕上がりになります。

大きなダイヤモンドが指輪にピタッと収まり光を浴びてきらきらと輝いた瞬間は、何度立ち会っても胸が熱くなるものです。

「今日持ち帰れるから」という理由で選んでくださったお客様が、仕上がった指輪の輝きを見て「想像以上のクオリティ!」と笑顔になってくださる瞬間が、私たち職人にとって何よりの喜びです。

婚約指輪をその日のうちに石留めまで行い、当日中にお持ち帰りいただける。

全国的にも極めて稀なこのスピード納品を実現できるのは、私たちMITUBACIの技術があるからこそだと自負しています。

プロポーズを控えている方も、職人の技を間近で感じながら特別な指輪を作りたい方も、ぜひお気軽にご相談ください。大切な想いを形にするお手伝いを、職人一同心を込めてサポートします。

Make your very own jewelry at MITUBACI

MITUBACIの手作りワークショップはすべて当日仕上げ。
最終価格までウェブ上でわかるから、安心してお選びいただけます。

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