金床・彫金につかう道具のお話

MITUBACI職人の新藤です。

今日はワークショップでも使用している金床(かなどこ)についてお話しします。
上面が平らになってる金属の台が金床、金床が刺さっている木の台が木台です。木台の高さは60cmほどあります。

1人で動かすのは大変な重さです。
金属をたたいて延ばしたり、木台の上に木のうけを乗せて指輪に刻印を打ったりします。
「もっと小さな台でもいいんじゃない」と思うかも知れませんが
この重さがないと金属に力が伝わらないんです。

ワークショップでは、槌目の模様をつけるときに使っています。

金床をはさみ向かい合って、槌目をつけていきます
アトリエの金床

金床の表面は仕事が終わると油の付いた布で毎日拭いて錆びないように手入れをします。
アトリエの金床を見ればそのアトリエがどれくらい道具を大事に使っているかがわかると思います。
綺麗な仕上げには、手入れされた綺麗な工具が不可欠ですね。

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